<安定期>1節〜5節 2勝3分 ○△△○△ 勝ち点1.8ペース
赤嶺、太田、角田といった主力が流出するも大物の補強はなし。しかも、キャンプからケガ人が続出し、ベガルタの前評判は高くなかった。しかし、蓋を開けてみると開幕5試合はホームで勝利、アウェーで引き分けと、理想的な勝ち点の積み上げに成功した。
この5試合での失点は僅かに3。そのうち2点は柏戦の関のファンブルからの失点と、横浜FM戦のファビオの技ありボレーでの失点であり、守備の崩壊とは言い難い。守備を崩されての失点は清水戦の1失点ぐらいで、渡部を筆頭に守備陣の活躍が光った期間だった。また、六反の安定感も守備力の向上に貢献した。思えば六反はナビスコ横浜FM戦でPKを止めてヒーローになり、そのまま正GKの座をつかんだ。チーム内の健全な競争が好循環を生み出していた序盤だった。