【スコア】
セレッソ大阪 1ー4 ベガルタ仙台
【得点】
仙台:石原(42’)
仙台:野津田(70’)
C大阪:水沼(74’)
仙台:椎橋(77’)
仙台:野沢(90’)
【交代】
石原→野沢(69’)、古林→蜂須賀(73’)、梁→西村(81’)
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【戦評】
ベガルタは42分に左右の大きな揺さぶりから石原が決めて先制。待望の前半でのゴールを奪う。後半に入ってからもベガルタのゴール前での冷静さが光る。70分には野津田がカウンターから2点目を挙げると、その後にセレッソに1点を返されるものの、椎橋、野沢が落ちついてシュートチャンスを決めてダメ押しに成功。終わってみれば4−1の完勝で、キンチョウスタジアムでの不敗神話を継続させた。
セレッソの決定力不足に救われた面もあったが、この試合は途中交代選手を含めたベガルタの全ての選手のパフォーマンスが光っていた今シーズンのベストゲームだった。リスクを極力抑えたパス回しから一瞬の隙を突く攻撃も機能し、渡邉監督のやりたいサッカーが表現できたゲームだったのではないか。富田・シュミットが不在の中で、充実した内容のサッカーができたのは間違いなくチームの総合力が上がった証。リーグ終盤の躍進を予感させる勝利だった。
【Man Of The Match】
関 憲太郎
全員をヒーローとしてもおかしくない試合だったが関を選出。久しぶりの出場ながら、持ち前の反応の良さは健在だった。特に後半早々の1対1を止めたシーンは、相手に流れを渡さないビックプレーだった。攻撃陣にタレントを抱えるセレッソが、この試合でシュートを外す場面が多かったのも、関の存在が大きく感じられたからだろう。