2ステージ制でも解消されないJリーグの課題


前節、浦和レッズが1stステージ優勝を決めた。浦和レッズの選手は喜んではいたものの、年間優勝を目標にしているだけに、それほど羽目を外している感じではなかった。

ここで2ステージ制の意味を改めて考えたい。今期のJリーグのレギュレーションは次の通りとなっている。
チャンピオンシップ出場権:年間順位1〜3位+ステージ優勝2チーム
            (年間順位1位のチームは決勝からのスーパーシード)
ACL出場権:年間順位1〜3位(+天皇杯優勝)
J2降格:年間順位16位〜18位

このレギュレーションでは、上位チームは年間順位の1位あるいは3位以内を目指すのが自然であるし、下位チームは16位以下にならないよう必死の戦いに臨む。つまり、2ステージ制になってもリーグ戦の戦い方は去年と全く変わらないと言っていい。

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2ステージ制で残念なのは、課題であった中位チームに適した目標が結局用意されていないことである。上位層は優勝やACLの出場権を狙って、下位層は残留を狙って、選手・ファンともにハラハラした展開を楽しむことができるが、中位層はモチベーションが見いだしづらい。「半期で最も勢いがあったチーム」を報いるよりも、UEFAヨーロッパリーグのような中位層が目指せる目標を用意した方がリーグ全体が盛り上がると思うのだが。

今季、ベガルタは目標を「勝ち点50、一桁順位」に置いている。去年残留は果たした、かといってACLを目指せるだけの戦力を持ち得ていないチームにとっては、妥当な目標である。だが、一桁順位を取ったからといって特にご褒美があるわけではなく、サポーターと共有しづらい目標であることも事実。

難しいことは承知しているが、アジアを巻き込んでのカップ戦を新設してその出場権を与えるなど、残留より一段上の目標がほしい。ACL出場権と残留の間に、明確な目標を一つ定めるだけでも、終盤まで全チームが順位争いに本気になる、面白い展開が見込まれるだろう。

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